フランスはスーパーマーケット2社で、「オーシャン」と「カシノ」。
ベルギーからはスーパーマーケットの「デルヘイズ」、オランダからは、世界第5位のスーパーマーケットの「ロイヤルアホールド」。
そして韓国の「RT」となっている。
エグゼクティヴコミティは、WWREの運営について、意思決定する主要な会議体であると同に、ファウンディングメンバー企業のトップ同士が人間関係を作ることができる重要な機会でもある。
WWRE設立の背景には、ガリバー的存在に成長し続けるアメリカの巨大小売業「WM」の脅威があった。
WMは1997年12月、ドイツのVカウフを買収してョ-ロッパに進出した。
翌年にはドイツのインタースパを買収している。
そして1999年、WMは、イギリス第3位のスーパーマーケットのAを買収しイギリスにも進出した。
当時ヨーロッパは、EU(欧州連合)が誕生し、欧米の世界小売業にとっては国境のない巨大な市場の出現によって成長のチャンスとなったが、同時にWMのョ-ロッパ進出という新たな競争に対する備えを早急に固めなければならなかった。
フランスの「CF」のように、同じフランスのプロモデスを買収し、体力を強化する動きも活発になった。
しかし世界第2位のCFの3倍強、イギリス最大のスーパーマーケットであるTCの6倍強の売上高のWMとのコスト競争力の差は歴然としている。
つまり欧米の世界的な小売業といえども、WMと単独で競争するのは極めて厳しいという状況があった。
こういう状況の中から、インターネットを使った企業間電子市場結成の動きが小売業界においえている。
そして驚いたことに、GNX設立のニュースの直後に、参加企業数でGNXをはるかに上回り、しかも世界の小売業トップ100社のうち、WMとGNX参加企業を除く、残りの主要企業のほとんどが参加するWWRE結成のニュースが続いて報道された。
このアクションの速さは驚くべきものだ。
これだけの多数の企業をどのようにして短時間で組織化したのだろうか。
このことは、歴史的にそして日常的に、ョ-ロッパの小売業の間で様々なコミュニケーションが行なわれていたことをうかがわせる。
そうでなければ、まさに電光石火の早業を思わせるような連合体の結成は困難だろう。
IOがどうしてWWREのメンバーになることができたのか、しかも一般メンバーであるチヤーターメンバーとしてではなく、WWREの運営について参加できる創立メンバーとして参加できたのはなぜか。
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